2010年6月2日水曜日

読書感想文:「再現 江戸の景観」

明日の6月3日は「測量の日」で「笑っていいとも」の中で
笑福亭鶴瓶さんの顔を測量するようです。(12時45分頃)

顔にキルビメーターやウォーキングメジャーでも走らせるんかな?
とも思いましたが、それじゃあんまりですしどうやらTSでみたいです。
顔にミニプリズムペタペタ付けられるんでしょう、多分。

デジタルカメラでステレオペア撮ってマッチングしてとかだったら
やっぱり測量している雰囲気出ないんでしょうね。測量と言えば
やっぱりTSですから。企画が面白そうなので見てみたいです。


ところで、あまり読書はしないほうなんですが、面白そうだったので
「再現 江戸の景観」という本を買って読んでみました。

























内容は江戸時代の「江戸」という大都市の明らかにされていない
広範囲な景観をCGで再現するという目的で研究されているもの。

興味深いのが、歴史地理学的でも歴史考証学的でもなく、
地理情報学、測量学といった観点から景観を復元していること。

具体的には、天保改正御江戸大絵図という江戸時代に書かれた
地図を明治時代に作られた五千分一東京図測量原図に同一地点を
1244点も基準点として選点し、TIN(不規則三角網)とアフィン変換
によるラバーシーディング手法で幾何補正するもの。

江戸時代の絵図の歪みが補正されて高さを持った平面直角座標系の
地図となるのは、なるほど!すごい!面白い!と思いました。


ふと思ったのが、これの手法で今の都市部に数多く残る字図(公図)を
現在の地形図に幾何補正させて、有無を言わせず法14条地図に
すること。多分、現地復元性のある正しい筆界になると思います。
当然、現在の所有権界とは大幅にずれて大問題になるでしょうが。

今のペースでやったら1000年以上かかると言われる法14条地図
作成作業。上の手法を使えば5年もあれば終わるでしょう。

暴論すぎますね。すみません。

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